子育てと地域の見守り

元気に登校する子どもたちをみるのは嬉しい。最初は、ぐ時ぐ時泣いていた子が、その次にはしぶしぶ上級生に手をひかれて登校し、今度は友達とじゃれ合って登校するようになり、そしてとうとう、横断歩道の旗をもって、低学年の子たちを引率するようになり、背もだんだん延びてくる。そのうち卒業して、今度は詰め襟とセーラー服姿になり、一人前に挨拶ができるようになる。「チワーッス」

18日は、綾部市一斉声かけ運動の日。公民館の当番でなかった私は、いつもの青野町の府道交差点で、「おはよ~」っと声かけをする。今朝は大槻校長が青野まで迎えに来てくれた。綾部のいたるところで、声かけが実施されていることだろう。

午前10時40分。少し遅れたが、綾部小学校の公開授業「綾小フェスティバル」に参加。公民館長と体育協会副会長と一緒に子どもたちの音楽発表を見せてもらった。

小学2年生と4年生と6年生の発表だった。(1時間目の授業1・3・5年生のは見れなかった。残念。そしてごめんね。)
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4年生は楽器演奏も
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最上級生の6年生は「言葉遊び」や手ぶりを使って合唱発表です。声が良く揃っていた。
みんなそれぞれ成長の跡がうかがわれる。先生のご指導の賜物だ。大きな声も出せる。素晴らしい音楽発表ができた。保護者もたくさん参観され、子どもの成長を目の当たりにされたことだろう。

午後は1時から、綾部市保育協議会(会長吉住一道氏)からご案内を頂戴していたので、保育職員研修会に同席させていただいた。

市役所のまちづくりセンター会議室はぎっしりいっぱいで、シッカリと参考になる話を聞かせていただいた。講師の先生は東海学園大学の飯田和也先生で、テーマは「養護と教育」について、保育士の皆さんや園長先生、議員と約60人くらい参加され、熱心な研修会だったと思う。

飯田先生は「幼保一体化のことで気になっている点について国の示す子ども園化の方向について、大前提となることがある。養護に包まれての教育がある点を理解することこそが第一で、子どもの発達の違いを踏まえたうえでの教育が必要。これまでは、上手にやらせることや書かせることに主眼が置かれてきたが、これからは、子ども一人ひとりの発達の違いを認め、その違いの中でどのように手を差し伸べるのか一緒になって考えることが求められていると。

養護とは、①命を守ること②情緒を安定させること③生理的欲求を満たしてやること④保健衛生に関すること。そしてその上に自我能力や認知能力を高める教育が付いてくる。養護に包まれて教育(5領域)があること。
子どもたちをまず保育士・保護者が「かわいい」と思いながらやらせるのがまず基本。教えることばかりを強制しても子どもは育たない。

「就学前教育」と言っても、現場の保育士さんが良く理解して「養護と教育」の進め方を理解していなければ前には進まない。
 議会も行政も「就学前教育」の言葉だけが乱舞しているが、今日の先生のお話は、その危険性についてもシッカリと教えていただけたように思う。「議員さんに理解しておいてくださいね」と再々強調されたのが印象的と言えば印象的。

雰囲気こそが大切な問題。また保護者においても「言い過ぎ」「放任」は駄目で、自我能力と認知能力をいかに高めるのかを考え子どもを育てることだと教えていただいた。
そして「ありがとう」が飛びかう園や家庭・職場こそが基本だと。
また面白い話も「勉強とウンチは言われてするものではない」とのこと。

教育は「狂育」「狭育」「恐育」ではなく「共育」です。昭和の教育ではなく子どもの発達段階の違いを理解しながら行う平成の教育をと。「ガンバレ」「やればできる」ではなく「生きる喜びを教育を通して与えること」こそ大切だとの話だった。

その話は19日の綾部中学校のオープンスクールでも通ずるところがあった。
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19日は、綾部中学校の授業参観やPTA行事と一体となったオープンスクールが開催された。
綾中同窓会長でもあり、子どもたちの成長の様子や、先生のご指導の様子を見に学校へ出向いた。
午前9時50分。2時間目の授業を中心に1年生7クラスの授業を見せていただいた。

1年生は今年の4月。小学校から意欲をもって綾部中学校に入学してきた子どもたち。かつての学校の荒れからは雲泥の差。真面目に授業を受けている子どもたちがほとんどの状態だった。スクールサポーターの先生も同様にお話しいただけた。
 数年前と比較すれば、素晴らしい学校になって来たと思う。だが、今、この時こそ、さらなる高みを目指したいと感じて思ったことを記したい。

感じた特徴的なことは。
・ほとんどのクラスで、意欲をもって授業を受け知識を高めようとしている多くの子どもたちの様子を確認できた。しかし、一部のクラスの子に、真面目に授業を受けようとしない子どもがいた。机の上に突っ伏してノートも取っていない子ども。窓を開けて外から聞こえてくるゴミ収集業者の声を笑いながら聞いている子。そしてそれを注意もしない先生。(不思議だったが一面的には判断できない)
・子どもたちに授業内容を理解させようと色々工夫をしている先生がいるかと思えば、独自路線のごとく突っ走る先生も。
・そんな教室はおのずと、子どもたちの学ぶ姿勢に差異が生じている。子どもたちに画一的に教えるのではなしに、違いを認めつつ、どのように教えるのか、聞かせるのか=興味を持たせるのかが教師の「肝心」なところでまた「悩む」ところではないだろうか。

子どもの態度に腹を立てたり反発を恐れて、無視を決め込むこともあるだろう。しかし、先生には子どもたちそれぞれに「愛」をもって接してやってほしい。

今ならまだそんな子たちは少数だ。家庭環境での悩みや友達との心のすれ違いなど多感な世代の悩みを「愛」をもって聞いてあげてほしい。まだこれから大人になる途中。「放任」せずに、チームでその子の悩みを解き放ってやり、意欲をもって学ぶ環境を先生保護者と一体で確保してやってほしい。

先ほどの保育協議会の講師の先生の話しにも相通じるところがある。

「絆」ルームや地域の皆さんの見守り活動を大いに生かしもしたい。同窓会でも何かできないかとさえ考えている。不登校の子供を作らない取り組みを地域家庭学校みんなで作り上げたいものだ。

そんなに思って3時間目の公開授業を終え学校を後にした。
中学校の近くにある農協本店「採彩館」へ立ち寄った。子どもたちが農業体験教室「農ふれあい教室2011」で学んで、栽培収穫したもの、加工したものを販売していた。この小さな子たちがどうか健やかに大きくなってほしいと願って、たくさん野菜を買ってしまった。

午後は雨。しばし事務の整理に時間を過ごした。

夕方予約しておいたボジョレーヌーボーが届いたので、ブールのパン屋さんでお昼に買ってきたガーリック味のフランスパンと一緒に夕食。
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by ando-ayabe | 2011-11-19 15:22 | 議員政治活動 | Trackback | Comments(0)  

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