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綾部市議会議員 安藤かずあきの活動日記です。

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里山の意義

11月6日(日)
11月の雨は今日も。5日開催された私市円山古墳公園まつり(いつもは11月3日)は雨にたたられて、参加者も少なく、商品が余って、困られたとの話だった。「石原ちろりん野菜販売」で幸チャン(家内の母)も雨の中ずぶ濡れになって野菜や炊き込みご飯。お餅など地域産品の販売をしていた。「やっぱり土曜日はあかんわ」との弁はG園芸の博道さん。「国文祭は今年だけなんでこらえてください。また来年は良い天気でたくさん来てくれますよ」と励ますやら慰めるやら。

なぜか今年は、行事が重なって大変。13日の日曜日も「綾部産業まつり」「安国寺もみじまつり」「黒谷もみじまつり」「建田の金毘羅まつり」「綾部小学校資源回収」私が聞いているだけで、これだけの行事が13日の日曜日には集中する。おそらくもっとほかにも行事があると思う。各地で、それぞれ担当される方は大変だと思いますが地域活性化の成果が上がりますよう大いに期待いたします。私もできるだけたくさんの行事に参加したいと思います。

朝8時前に今回完成した紫水ケ丘公園運動広場での消防団の秋の火災予防運動の一環で実施する実火災想定訓練に参加。綾部分団と吉美分団の合同訓練で、約100人が参加。公園内の農業用ため池から高低差20m程度の高台へ放水しようとするもの。
(K原さんから高低差は30mあるそうで訂正します。)2線放水で出火から現着、ホース延長・中継を含め1線は約15分で放水開始となった。もう1線は、吉美地区からの応援出動でもあり現着から放水まで、20分以上要したが、高低差が厳しい中、大変困難な消火訓練だったが、迅速な対応ができたものと思う。特に中継のポンプ圧操作も良いテーマでの訓練となったのではと思う。
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第一番に到着は地元第1部。続いて第2部(並松)
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四方府議も汲水管を延長して頑張っていた(写真右側)
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2部の新兵器・これがあれば坂道のホース延長も時間短縮できる
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噴霧放水・このあと分岐による2線放水
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総括では、副分団長からシッカリと自己点検され、指摘事項も行われ、訓練の訓練たるところを示した素晴らしい実火災訓練だったように思う。団員の皆さんは早朝からご苦労様でした。
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私は元分団予防部長(えっへん)だったこともあり、中継操作や汲水操作、ホース延長の様子が見たいと思い、高台の火点近くの本部に最初に行かなかったからか、綾部分団のK原機械部長から寝坊して遅刻していると疑われ大変ショックだった。シュン(--;) (^^;)V
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消防訓練は、午前9時終了。続いて、味方自治会の文化祭を見せてもらいに公会堂へ。四方自治会長をはじめ町区の皆さんが文化祭に取り組んでおられた。2年に1度の文化祭で150点近くの作品が展示しておられた。公会堂の前には、たくさんの野菜や花が並び安い値段で販売しておられた。
公会堂の中では、自治会員さんの皆さんのたくさんの手芸、絵画、書などが展示され、交流コーナーの設置し、子どもさんも楽しめるよう工夫されていた。
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綾部会館の文化活動の展示もあり地域全体の文化活動に大きく貢献しておられると改めて活動の意義を再認識した。
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圧巻は、笠原神社を掃除していたら、発見されたという第2次世界大戦の出征兵士の皆さんの激励旗だ。この旗は、出征時に近所の皆さんで送り出したときに使用されたもので、帰還された方々がその旗を笠原神社に奉納されたものだと言う。自治会で旗に記されたお名前から、子孫のお名前を調査され、展示されていた。地域の歴史を語る貴重な文化遺産だと思う
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出征された皆さんは、家族を愛し、故郷を愛し、国を愛して出征された。そして戦場に散った方々も残された家族が、またこの旗の方々のように、帰還された方々も、再び国家や故郷を再建されるため日常の生活に戻られ、家族を養い、子孫に繋がれた人たちばかりだ。
今を生きている私たちは、この旗に秘められた先人の皆さんの血と汗の結晶によって今日の日本の繁栄があることを、改めて感謝して、これからの子どもたちへ、美しい日本の心と容を継いでいかなければならないと思う。
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本当に素晴らしい文化展だった。婦人部の皆さんや正巳さんから、コーヒーや焼き芋と焼き万願寺とうがらしなど御馳走を頂戴した。帰り際に、色とりどりの菊と白菜、銀なん、しいたけを買い。豊かな気持ちで会場をあとにした。
味方町の皆さんありがとうございました。青野町の文化祭も参考にさせていただきます。

午前10時半には、了圓寺の秋の恒例法要「日蓮聖人第七百二十九恩忌御会式法要」に参列。司会進行をさせていただいた。三宝礼に始まって方便品、自我偈などの読経の後、今年は、浄敬上人の姉君の貞心上人から日蓮聖人の「伊豆法難」のくだりのご法話をお聞きすることができた。

「国民の現世での幸せがあってこその国家であり宗教」との思いを強くもち、時の政権に諌業を繰り返し、他の宗派に折伏を行い、幾度の迫害にもくじけることなく全国に「立正安国」を説いて回った日蓮聖人。国と言う字は囲みの中に「玉(おう)」ではなく囲みの中は「民」と書くと。

由比ケ浜の途中の岩場に放置され、満潮になれば首までつかる伊豆流罪の日蓮。暗闇の海で、首から上だけを残してただ「南無妙法蓮華経」を唱えていたところ、川奈の漁師 弥三郎夫婦に助けられる。

当時の鎌倉時代はまさに朝廷政治から武士の時代への革命の時代。日蓮在命中、元号は23回も変わり、その内の16回は天変地変によって元号が変わったというくらい大変な時代背景の中、民衆の生活は疲弊し国内は乱れ切っていたのだろう。人(権力者)によって国が定まるのではなく、法によって定まるべきと説いたとされる。このようなお話を聞き、今の時代と重ね合わせたときに、宗教の役割は、当時は政治と深く結びついていた。今は、人々の心のよりどころとしての宗教の位置づけとなって政治との一線がある。しかし、人々の心のありようによってこそ国の政治も生きてくるのではないだろうか。
いくら国が立派な政策を打ち立てたとしても、民衆の心が国家を敬い、国家があってこその私たちであるという心。また、国家政策の趣旨や思いを国民自身が生かそうとしなければ、あるいは」政策を作る人々が国民の心を忖度し、国民の最大幸福の方策に対する思いがなければ生きた政策とはならない。

国民の「心」を養う宗教感の醸成の必要性を今こそ思う。

という訳で、法要は12時半に終了、後片付けをして「なおらい」をして、午後1時半からの里山シンポジューム」へ。中丹文化会館。八幡さんのお田植式の披露のあと、テレビタレントの高木美保さんの基調講演「命を感じて暮らす里山」と題して、高木さんの芸能界での生きざま、挫折、里山に癒されて心の病を克服したこと。里山への移住、子どもへの農業教育の必要性、他の生き物と共存している人間の認識、里山の高齢者との交流を通して信頼や絆を高めたこと。などを「優しい声」で話された。
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高木美保さんを観ようと会場は満席。その後、里山パネルディスカッション。休憩をはさんだ途端、会場は4割ほど減った。
パネルディスカッションは白熱した。司会者・パネラーともに面識がある。
いつもながらのザ・百姓の井上吉夫さんの激論。穏やかな綾部市連長川端勇夫さんの「元気論」カナダ人陶芸家トレーシー・グラスさんの「隙論」、「吉水」のおかみさんの中川誼美さんの「檄論」

通して私感を言えば、都会育ちでお金持ちの方々。農村の生活って大変ですよ。でも大変さの中には、心のゆったり感が得られますよ。里山に住みたい人は、それなりの思いをもって移ってきてくださいね。って
 地元パネラーが原発問題のとき話した通り、国民すべての生活・産業界全体の水準・国際的評価の問題も含めて、国家水準を3段階ほどダウンさせないと農村が住み良くって楽しいなんて思えないのでは。

それこそ前述の「心」のよりどころ・持ち方の問題になってしまう。

人間それぞれ、「心」の持ち方で、これで満足。これでは不満とか、人それぞれだと思うし、それがなければ人間の向上心も意欲もなくなるのではないだろうか。
かつての中国共産党やカンボジアポルポト政権のような農村回帰・里山国民運動でもない。都会の活力が好きな人。都会の便利さが『良い』と思う人。いやいやもう都会はこりごりだと思う人。田舎に住み続けて穏やかで安心する人。田舎の濃密な人間関係が嫌な人。色々居てそれで良いのじゃないかな~。

あるパネラーのように「綾部の皆さん。東京にいる子どもはすぐに綾部に帰しましょう」なんて「檄」っぽく言ったって、都会が良いと思う子どもたちが納得して今すぐに帰ってくるわけがない。パネラー自身、活動の足場を都会において両刀使いしている。まさか別荘気分だとは言わないけれど、道楽とも取れる。あるいは、芸能界や講演・執筆・製作活動などで地位・基盤を築き、ある程度の所得を得ているからこそ田舎の落ち着いた環境で生活ができているのではないかな~。

里山に住もうとする人は、地元パネラーが言うように、里山価値を認めた人が、それぞれの生活に対する覚悟も持って移住されることが必要かなと思う。

暴力団と癒着と公表され、芸能界を引退したタレントだって、一生遊んで暮らせて、なお余るほど都会で、芸能活動をされ、田舎に不釣り合いな御殿を建て優雅な里山生活している場合もある。

地元パネラーが、「コ宝ネット」で子どもをもつ若い家庭にI・Uターンしてほしいと、まさに地域の実情を話されたが、その一方でお金をもっている年金暮らしの高齢者をもっとターゲットにしての里山誘致をと話されるパネラーもいる。

里山へのIターン、Uターンを推進している本市は、U・Iターン者の設定をどのように想定し里山定住を目指しているのか。里山暮らしの価値とは?たぶんそれぞれ里山暮らしをしようとする人は、目的も違うだろう。どんな目的でも良いが、里山の価値を見出して、里山の景観を守りながら、そこに住んで良かったと思ってもらえる人々ならだれでもよいのではないかな。

色々考えさせられるパネルディスカッションだった。

午後5時過ぎ。出席者の持論行質問も織り交ぜ閉会は約1時間遅れ。急いで下山!!

午後6時。秋なのに「つくし」で、卯辰3人会を開催した。政治・行政・議会・地域活性化・観光政策・将来の夢と現実対応問題など3時間激論。

今日は激論の多い日だったの?
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Commented by k原です at 2011-11-07 14:47 x
ため池から紫水ヶ丘B.Cゾーンまでの高低差は30mです。
Commented by ando-ayabe at 2011-11-08 10:38
K原さん。ご指摘ありがとう。訂正しておきます。
by ando-ayabe | 2011-11-07 12:04 | 議員政治活動 | Trackback | Comments(2)