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学ぶ気力

9月1日(木)
関東大震災の発生した日として、防災訓練が各地で実施される。綾部市の防災訓練は9月4日。台風がそこまで来ている。

民政会・創政会の合同研修会を午後半日開催した。事前調整、関係議員への連絡、資料作成、司会進行。3時間半。大変疲れた。事前にどれだけ人の手が入っているかなどと言うことなんか全く配慮もせず皆さん自由に発言される。そこには配慮や調和があっていいのだが。

最近子どもにも「自己中」が増えているという。達観

夕方くたびれて帰宅。夜は9月4日の中丹文化事業団「コーラスフェア」へ参加のため、混声合唱団最後の練習。宮代コミセンへ。少なくとも合唱団の皆さんは、ハーモニーこそが第一。お互いが譲り合い、調子を合わせなければ上手く聞こえない。お互いの「配慮」と「調和」を理解しておられる。

心の緊張がほぐれた。

9月2日
テレビを見ていても最近「字」もまともに読めないアナウンサーやタレント政治家が増えてきた。これひとえに読書ができていないせいだろう。その馬鹿さ加減を笑って番組にしているテレビが多いこと。紳助がよい例だ。

最近の人は「小字」や「都市名」さえまともに読めない。戦後の国語教育の時間数が減ってきている影響だし、繰り返し学習もできていない。完全に国語力が低下している。教育のレベル低下が顕著に表れている。情けないことだ。しかし学ぼうとする気力もない人もいる。

そういえば昨日so-neさんが自宅へ来て、人間特に歳をとってくると、身体の部位は日常使わないと一気に硬直・老化が進むという。だから常にお年寄りの話し相手になったり、外に出して、新鮮な感覚を養わせなければならないとのこと。

百歳で体操が出来るお年寄りは、そのために筋肉を毎日使い続けているからで、一旦自宅で引きこもりになると、脳の老化がすごいスピードで進み、高齢痴呆になると言う。

さしずめ、私なら、今でこそ議員として外で人々と接して活動する機会があるが、退任してサンデー毎日になったらテレビばかり見るだろう。すると一気に老化すると予言された。

そういえば、大先輩の90歳近いH元議長は、朝5時から新聞をくまなく読んで、その後、図書館や本屋さんへ徒歩で数キロ歩かれるという。まだまだ「矍鑠」(かくしゃく)たるもので、元気そのものだ。私も読書を続けよう。字も読めないようでは「馬鹿の誹り」を受ける。

朝から綾部中学校を訪問。「綾部中学校同窓会」の今後の活動について校長と教頭に面会。
行動休止状態だった同窓会。さて、どうやって再構築するか。綾部中学校を誇りに思う子どもたちを育てるためにも、同窓会だからこそできることがあるはずだ。



綾高同窓会でも実施しているが、色々な大会で入賞したり優勝している子どもたちを登場させた同窓会記事を作成したいと思っている。そして「綾部中学校」が地域の人たちにも誇りとなるような意識を持ってもらえるよう行動を起こしたい。
 そのほか、子どもと親に関すること、学校管理のこと、国語力の低下のことなど種々意見交換して市役所へ。

議会事務局で9月5日の議会運営委員会の進行について事務局と協議。
その後総務部へ行き、一般質問の事前のお話し。昼に。台風の影響か雨も強くなってきた。帰宅してトマトスパゲッティを作って食べる。台風の対策を講じておく。

夜は、温厚な人柄でみんなから好かれていた、そして私は1期目の立候補にあたって事務方でご指導いただいた、そしてまた、その後あらゆる選挙で事務方で、財務方で、縁の下の力持ちで大変お世話になった森本仁さんがお亡くなりになった。お通夜に義弟と一緒に参列させていただいた。

誰の悪口も言わない。温厚な笑顔で、いつも話していただいた。陽気屋さんでも、午後の部によく顔を出されていた。ユニセフではいちばん大変な時に会長としてみんなの先頭に立って頑張っていただいた。正暦寺では、御詠歌のリーダーとして、自民党でも会計責任者として、みんなと政治活動しながら元気に色々な活動を楽しそうに取り組まれていた。

今年の春先に「体調を崩したので色々な役を引いてゆっくりしたい」と御丁寧にお手紙を頂戴した。さっそく「ゆっくりと療養され、また元気な顔を見せてください」とお返事を書いた。

あれからまだ半年ちょっと。急な御逝去。本当に残念で、まだ御恩返しもできていないのに。
なんであんないい人が先に亡くなっていくのだろう。世の中の無常を感じる。心からお悔やみを申し上げます。

台風が近づいている。森本さんの大きな涙のようだ。

by ando-ayabe | 2011-09-02 17:48 | 議員政治活動  

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