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綾部市議会議員 安藤かずあきの活動日記です。

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原発委員会

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備えあれば憂いなし

関西電力の原子力発電所に対する地震・津波対策に関して綾部市議会総務教育建設常任委員会(吉崎久委員長)が開会され、地方自治法に基づいて、参考人として関西電力高浜原発の職員を委員会へお招致し議会として説明を受けた。

東京電力福島第二原子力発電所は3月11日に発生した東北・関東大震災によって、津波被害を受け、電力供給システムを始め原子炉の冷却施設等に大きな損傷を受け原子炉の制御不能に陥り、原子炉建屋の崩壊や原子炉容器本体の損傷などにより、周辺地域への放射能漏れなど甚大な被害をもたらしている。

その被害の状況や事故対応のまずさは国民の原子力に対する不信や不安を一気に増幅させており、国内電力各社の原子力発電施設の対応について関心が高まっている。
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電力会社は国民の不安を取り去り、会社の努力によって想定を超える事故が発生した場合の早急な安全対策が望まれている。

綾部市には関西電力高浜原子力発電所から10km圏内に老富町が含まれていることから、綾部市地域防災計画において、原子力発電所防災計画を定め事故対策本部の設置や、対象住民の避難誘導計画、飲料水等の接種制限指示、救助・救急及び医療活動計画、住民への情報伝達活動、関西電力の応急対策などが定められている。

委員会では、関西電力が作成した資料に基づき説明を受けた。
今回の震災対応として関西電力では社長を議長に「東日本大震災復興支援・総合対策推進会議」を構え福島原発事故対応として職員や機材の支援を行っている。

また、関西電力の高浜原発の事故への対策項目の説明などがあった。今回の事故対応として、既に①電源車22台の配備②非常用発電機の起動試験の確認③炉心冷却系統に異変が生じた際のECCS機器起動試験の実施などが行われた。また、今後の対応について
①非常用発電機代替施設の設置
②海水供給用可動式ポンプの設置(小型動力ポンプ)
③送電線の強化
④海水ポンプ用擁護壁の設置
⑤安全上重要な設備の機能維持のための設備対策
⑥使用済燃料プールの冷却機能の強化
⑦定期検査における特別検査
⑧アクセス道路の充実
⑨今回の事象を踏まえた対応機能の強化
などが平成23年度中に実施する項目として説明。

高浜原発と福島原発の違いについて関西電力の説明では、高浜原発では加圧水型原子炉で2次水系による発電で、2次水には放射能が含まれていないので非常時には2次水(蒸気)を放出し、冷却水を復水タンクを通じて給水することで、原子炉自体を冷却させることが出来る。沸騰水型の福島原発は1次水でタービンを回して発電するシステムで、冷却水によって放射能汚染する水が大量に生まれる。

また使用済燃料棒の冷却施設は、原子炉建屋内には無く補助建屋内にあり消防車などが容易に近づき冷却水を投入できるように構造上なっていると説明があった。(キリンと呼ばれる物で給水する必要はない)また原子炉容器内の水素に関しても高浜では容器が大容量で爆発する濃度には達しない。また原子炉容器の比較的小さい大飯原発1・2号機には水素を低濃度で燃焼させる装置を備えているという。

質疑では、各委員から質問が多く出され、1時間半にわたって熱心に質疑が繰り返された。報道機関も新聞・テレビ各社が取材に訪れ、関心の高さを示した。

私は2点にわたって質問
①東電・安全院・政府の後手後手の対策や放射性物質の放出によって綾部市でもといった不安不信が極に達している。早急に市民の不安不信を払拭して欲しい。広報や対策についてPRなど方策を講じているか?
②市民の不安は、放射線の飛散状況に偏在があり、現在の10km圏内だけではなく30km圏内への飛散も実態として生じており、山崎市長も要望されているがモニタリングポストの増設など、警戒態勢の整備も必要だがどのような状況か?。
 いずれも検討中で、具体的なことは明確な回答が無かった。

また、地元だけが被害の危険にさらされ、対策工事などの事業は大都会のゼネコンなどに発注するのではなく、地域産業の活性化にも繋がる工事の発注形態をとるよう要望。常日頃の地域との密接な関係作りこそが信頼を生むと強調した。

そのほかの委員も、原子力発電に依存した発電だけでなくソーラー発電など代替発電施設の充実を要望されたり、原子力発電の重要性を理解する発言や一方で、原子力は危険との思想の元に細かい点での質問や関西電力が答弁できないような国の政策に対する批判的な質問も出された。

午後4時いきいき地域づくり事業補助金に関して綾部地区の取り組み状況について相談に西川課長のところを訪問。色々アドバイスをいただいた。自治会連合会へお話しようと思う。

帰宅は午後5時。畑へ行きジャガイモの発芽の状況を見に行く。まだボチボチの状況だった。タマネギは順調に育っている。除草をして、三畝ほど荒耕しする。連休にトマト・キュウリ・ナスビ・トウガラシを植えつけるだけの畝を準備しておかねば。帰宅は6時半。
近くの家の花壇はチューリップ満開だ。
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by ando-ayabe | 2011-04-20 21:05 | 議員政治活動 | Trackback | Comments(0)