未曾有

3月14日(月)
言葉に出ない。テレビではこの世のものとは思えない景色が映し出されている。わが子を探し、年老いた父母を探す。叫ぶ声は荒野に空しく響く。本当に悲惨で筆舌に尽くしがたい光景。心からただただお悔やみを申し上げます。

南三陸町役場。25歳の防災担当の女子職員が、防災行政無線で、避難の放送を最後の最後まで叫び続け、一気に泥流に飲み込まれていったという。涙が止まらない。

町役場に生き残った職員は10人。信じがたい現実。町の職員だけではない。消防団員も保母さんも、先生も自分自身の仕事を全うして、濁流に飲まれた。自分にも家族があったろうに。

公務員、特に市町村職員の仕事は、一旦事があると、我が家の事を省みることなく職務に殉じなければならない。殉じることが当然の職務のように。大変な仕事であるということを、職員は自覚している。市民は、首長以下全職員がそういう非情な職場で市民の安全安心の確保に精励してもらっているということを理解していただきたい。

ふっと、硫黄島の栗林中将の話を思い出した。「妻や最愛の子ども父母が住む東京のアメリカ軍による空襲を一日でも遅らせるため、硫黄島駐留の日本軍は、徹底的に抗戦。アメリカ軍の硫黄島占領を1ヶ月も遅らせた」その仕事に殉じた日本人の美しい心だ。

国民もこのようなときこそ、皆で助け合う。文句を言う前に、共助の行動を起こす。日本人が世界から素晴らしい国民と評価を受けているのは、暴動を起こしたり、文句を言う前に、共に助け合うその精神だ。その心を持ってしばらく苦しいことが続くだろうがかならず立ち直っていけると思う。

今朝は、予算審査委員会。冒頭、委員会出席の職員・議員全員で、黙祷。

綾部市役所の今回の大地震に対する対応について副市長から説明を受けた。
消防署は地震発生後翌日には救急車と共に出動。また、水道も出動する。

市役所では義援金の受付を開始。

予算委員会は、順調に進み、初日で労働費まで済んだ。午後5時帰宅。
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by ando-ayabe | 2011-03-15 21:47 | 議員政治活動 | Trackback | Comments(0)  

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