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綾部市議会議員 安藤かずあきの活動日記です。

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議会運営委員会視察調査

3日間議会運営委員会で、先進地調査へ行く。視察に行ったメンバーは、
議会運営委員長  安藤和明、
議会運営副委員長 搗頭久美子
議会運営委員   吉崎 進
同委員      村上静史
同委員      田中正行
同委員      白波瀬均
同委員      堀口達也
議長       木下芳信
副議長      高倉武夫の各議員さんと

事務局次長    前田義則

行き先は
①長野県・飯田市議会
②岐阜県・多治見市議会
③三重県・伊賀市議会

いずれも議会改革先進地では日本でのトップクラス。

①長野県飯田市議会は、地方自治法が改正され、地方と国の関係が対等平等とされた平成16・7年ごろから、地方の自立が必要だとの認識で議会・行政・住民自治の部分でも従来の行政依存の体質を改め、住民自治を目指そうと自治会組織を改め、地域自治協議会を組織化する取り組みを始め、「飯田市自治基本条例」を議会が地域へ入り込んで作り上げていった。
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【真剣に調査研究する委員の皆さん】
行政の下部組織のように行政の指示や方向に従って地域自治を進めるのではなく、地域の課題を自治組織自らが捉え、部会を設けて、課題解決していこうとしている。
自治基本条例は本来は、行政が市民と一緒に作り上げるとの常識を覆し、議会が市民と一緒になって自治基本条例を策定している。
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【飯田市議会議長様は親切に教えてくださった。】
②多治見市議会は、市の財政危機を回避するために総合計画を議会が中心となって定め、相当厳しい計画行政を市側に求めるよう議会基本条例を定めている。多治見市の総合計画書はものすごくわかりやすい。こんなアイディアがあったのかといえるほど。議会の決算や事業報告で市民対話集会の取組も先進的。
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【多治見創造館前で織部ストリートを歩く】
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【多治見市は、陶芸の里。江戸時代の米屋を改造した陶器ギャラリー】
 平成18年に市が定めた市制基本条例(飯田市の自治基本条例)に基づいて、議会基本条例、市民投票条例・市民参加条例、是正手続条例、パブリックコメント手続条例、職員の公益通報に関する条例など数多くの自治を進める条例が定められている。

③伊賀市は、日本の市議会でもっとも早く、議会基本条例を制定した都市。綾部市の条例も大いに参考にさせてもらった。議会基本条例に基づいて、議会報告会を年間38箇所行っている。議決内容についての説明などまた、市長等の反問権を認めている。また、「政策討論会」という議員間の自由討議を進める機関を作って、政策討論会で、自由に意見交換会を進めている。また常任委員会を中心に、出前講座を設けて関係団体との意見交換会を進めている。
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【伊賀市の特産農産物を使ったレストラン。ここも、大和街道沿いの醤油屋】
 いずれの自治体も「自治基本条例」が定められている。多治見市と伊賀市では、市長の反問権を認めている(綾部市は、議論をしたが市長と比較して(職員をして調査や資料作成・研究に有利な市長と比較して)反問権は圧倒的に議会に不利と言う判断から、議員の質問に対して、質問の趣旨を聞く機会を市長に与える内容になっている。議論したがまとまらなかった。

 また、いずれの自治体も、市長が提案した条例や予算案、契約決議等に関して否決したり、継続審議にしたりしている。市民の一方の代表として、議会で議論して修正や否決などを行うのは至極当たり前のこととなっている。(むしろ綾部市のように30年近く修正も否決もしなかった議会が異常だったのです。)

今回の研修の目的は
①議会基本条例に基づいて「議会報告会」「市民対話集会」等市民参画を具体的にどのように進めているのか。
②議会基本条例に基づいて「議員間の自由討議」「市長との議論・論点整理」を具体的にどのように進めているのか。
③「自治基本条例」の各市取り組みについて
④議会運営の先進事例の把握

などである。いずれの市も、市民と議会との関係市政と市民との関係をいかに身近にして、市政運営に生かしていくのかについて、腐心しておられた。

もちろん綾部市も既に「日曜議会」を初めて10年以上になり、市民参画の機会を確保するための不断の努力は行っているが、引き続きたゆまない改善改革が必要だ。

民主党政権下で、一定進むと思われた「地域主権改革」は頓挫しかかっているが、その中でも先進自治体では必死の努力がなされていた。議会は市民の代表として、見識と専門知識を持って、如何に市民自治を進めるのか。綾部市もこれからが大いに取り組める時代に入ったといえる。

視察期間中には、夕食後宿泊先のホテル名を忘れて「迷子」になられたり、体調を崩されたりと心配したが、期間中は議員諸氏しっかりと学んで出張を終えることができた。

視察先の市議会議員さん議会事務局の職員さんの丁寧な説明・対応に心から感謝申し上げます。
この視察を元に、綾部市議会では、近日中に議会運営委員会を開会し、まとめと今後の取り組みについて議論したいと思っている。

議会改革の歩みを止めるな!!



多くの自治体議会が視察に来てもらえるようなそんなまちづくくりを進めたい。
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by ando-ayabe | 2011-01-15 20:28 | 議員政治活動 | Trackback | Comments(0)