庁内ベンチャー

5月7日(金)
朝から雨がぱらついている。いつもの場所へ行くと今年から見守り隊に加わっていただいたマサシーさん「畑耕しといたげるわ」いよいよやらねば。時間が~。「読み聞かせ」を子供達にしたいとのお話を聞いて、「綾小遊びの城」のサポーターへの参加を勧めた。

その後、帰宅してただちに「感謝の会」の案内状の発送作業。午前中には完了したい。1人で封入作業をしていたがとても時間が足りない。木下議員に「助けて~」と電話。二人でようやく午後1時作業完了。発送完了
昼食を済ませ、午後1時半。日本会議の皆さんと事業協議。「教育再生」の学習会を北部5市の議員さんや市民に呼びかけて開催することとなった。

午後3時。12年間大切に使っていた18Kの眼鏡のフレームが疲労断裂。取り替えてもらおうと12年前に購入した眼鏡屋さんへ。「もうこの商品のパーツはありません。溶接して接着させるしかありません。」何時までかかるのか聞いたら2週間以上かかるとのこと。その間。ずっとサングラスのような古い眼鏡をかけておらねばならないのか。困った。イメージ悪い。え~い。致し方がない。「着たきり眼鏡」では限界だ。安い眼鏡を購入することに。12年前の眼鏡は1年前に遠近両用レンズを更新したばかり。溶接して引き続き使うとして、溶接代金はサービスしてもらった。

午後5時帰宅。思わぬ出費に落ち込んだが、私にとって眼鏡だけは必需品。12年間も良く持ったと自己納得する。

夕食後午後6時。綾部ボラセンで綾部市囲碁連盟の役員会。今年の事業計画を協議。
午後7時30分。京都府自治振興課の村上さんや課のメンバーが取り組んでおられる京都府庁内ベンチャー制度の研究テーマ「住民起点の地方分権のあり方と推進方策」に関する意見交換会に出席。創政会・民政会議員11人に呼びかけ、6人の議員が出席(木下・高倉・安藤・川北・吉崎進・高橋輝)。市民から聞く役所の規制の矛盾など、市民の思いをしっかりと提案。

地方分権(民主党政権は「地方主権」という)を進めるため、第2期地方分権推進委員会(丹羽宇一郎会長)から勧告が出されたが、各官庁の既得権の保持、市町村側も「権限・財源・人材の一括移管でなければ事務だけが増加する」と言う懸念のなかで、権限委譲は一向に進まない。

そこで、中間的・広域的地方自治体である府の観点から「具体的に地域の課題がどこにあるのか。そしてもし権限委譲や国や府の義務付け・枠付けを見直すことによってその具体的課題が実際に解決できるのか」について研究し、具体的事例に関して「市町村に権限を付与するのか」「一定の基準は府が権限をもつのか」などを分析。そして地方分権を進める意欲のある自治体に例えば「地域特区」を設けて、権限委譲や規制義務付けを緩和するなどモデル的に進められないかを研究されている。

研究グループの積極的な対応を評価したい。

各議員からは、都市計画法(開発許可基準)、農地法(農地転用許可)、農業振興地域の整備に関する法律(農業振興地域での農用地利用計画変更と農地法許可との不突合)、土地改良法(土地改良計画と土地改良事業予算との関係)、建築基準法(密集地の建替えの困難化・調整区域での建築規制)、工場立地法(緑地基準)、森林法(林地開発・保安林解除)河川法(廃河告示の問題)などの規制・指導要綱等と地域振興との不整合について実例に基づいて現状を説明。行政担当者は前例踏襲・内規優先で、時代や地域特性を勘案して許認可をしていない。府南部も北部も調整区域の開発許可等に関して画一化過ぎること。地域特性に応じて各地域の振興方針に基づく許認可などを考えるべきだとの意見があった。

議員は毎日が課題対応毎日。制度の矛盾や画一的な基準の中で折角の地域開発や転入者の増加を阻害している例もある。

最後に府の職員さん都市の職員さんとの違いについて質問する議員さんがいた。府の職員は庁内ベンチャーなどで現場に赴いて専門的知識を吸収・市民にも説明してくれがどうして市の職員はそれが無いのかについて。

私は、市の職員の立場だったこともあり、又1年間と言えども府の職員(研修派遣)であったこともあり、議員と言う今の立場の3視点から見て、市町村職員と府職員の違いについてこのように思います。

市の職員は毎日が現場対応、現実的・具体的事例の対応と事務処理・申請・会計処理などに忙殺されています。市民課の窓口で市民対応したり、税務課の職員になって作られた税法に基づいて所得申告の受付・課税したり具体的に事業を進めるための窓口対応に連日その多くの時間を費やします。一方府や国の職員さんは、その具体的事例を市町村から総括的に収集し、分析し、政策へと企画立案していきます。その中では、法令や国の動き、時流も加味しながら政策へと移行します。

市町村には、もちろん単独の事業でそのようなことは出来ますが、多くの職員・そして役所の人生の中で多くの時間を窓口や現場対応をしながら政策実現することになり、生涯時間的にもなかなか困難です。サンプルも市単位では有るか無いかの事例もあります。その点府や国は全国・府下で多くのサンプルを収集できます。しかし残念なのは、収集したサンプルを平均的課題として平均的施策あるいは、相対的な施策になるため、「帯に短し、タスキに長し」の政策が出来て、国民・市民からは「霞ヶ関の机の上で作った政策だ」とか「釜座」で作った政策だ(今は言いませんね)と言うことになるのです。

ま、そういう現実にそぐわなかったり時間的にタイムラグが生じることから、小泉内閣の「特区制度」や今、地方への権限委譲を進めようとしているのですが。しかし現場は動いているので「権限・財源・人材を移してもらわねば」となると思います。

職員の質の問題も出ましたが、質は自ずから対応している仕事の種類が異なるのですから仕方がありません。現場や現実対応ばかりしている市町村職員と、相対的・普遍的課題を既存の法令・規則に照らし合わせて研究議論課題解決する府や国の職員とは違います。アフター5に関しても、市の職員は夜になると消防団や自治会の行事、農事、地域スポーツクラブの指導者など地域の付き合いやボランティアもしますが、府や国の職員さんの多くは(特に本庁の職員さん)アフター5も政策議論をしたり、フィールドワークをしたりフリーな立場で身を置くことができます。

議会でよく質問が出ます。「市職員の研修機会の充実について」「もっと新しいことを学んで」「地域行事やボランティアに参加を」とか。議員となって感じます。確かに地域行事への参加や市民団体が主催する事業へのボランティア参加など積極的に協力しているかといえば、民間で働きながら、家業をしながら行事を企画したりスタッフになっている市民と比較すると、そんな職員は少ないように思います。。でも、いつも土曜日や日曜日になると少年野球の指導者として子供達を指導する職員さんも良く見かけますし、消防団で頑張っている職員さんも見かけます。

それでも本職の公務員が忙しいとは言え、若い職員さんなら、消防団には参加すると共に、若者の集団に入り込んで、一緒に活動する中で若者の話を聞いたり行事に参画する中で、政策実現のいとがかりをつかんでください。
私事ですが、20代の頃の私は、サークル「おたまじゃくし」と言う若者団体で、人形劇行脚や青年団活動を、労音と言うちょっと左がかった音楽活動を地域の若者達と取り組んできました。30代は役所の自主研究活動「フォーラム21」の事務局を、そして、京都府地方課の研修派遣に応じ」、農林課の頃は、地域や農協の若手職員さん、JCメンバーとの懇談会など広く地域との接点を求めて活動してきました。もちろん20・30代を通して消防団活動は平行していました。
 話がそれてしまったなー。ま~若いうちにしか出来ないことをどんどん地域や市民の組織に出向いて吸収してください。それが40代50代の仕事に役立ちます。それと市の職員と府職員・霞ヶ関職員との人事交流は大いにやってください。過日も、東京都の若い職員の鈴木さんが夕張市へ行き、2年間の現場生活をして、今度は総務省?内閣府?の地域戦略室へ出向したとか。大いに結構なことです。若いうちには大いに他所で飯を食わせて欲しい。

午後10時前に意見交換会は終了。町内のご支援いただいている方々からありがたい電話。芝刈りのお誘い。ありがたいことです。メンバーに入れていただくだけでも感謝です。残念ながら、会議と出張。断念する。また誘ってください。
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by ando-ayabe | 2010-05-08 01:50 | 議員政治活動 | Trackback | Comments(0)  

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