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綾部市議会議員 安藤かずあきの活動日記です。

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議会の必要性

2月9日午後東京多摩市議会訪問
現在の人口は、14万人。しかし、多摩ニュータウンが出来るまでは、2万人の小さな田舎町だったと言う。
面積は21平方キロメートルで、川以外は住宅地。

党派別議員数は、自由民主党5人、公明党5人、日本共産党5人、民主党3人、多摩生活者ネットワーク2人、社会民主党1人、無所属5人。

議会は、安定多数を占めていない。しかし、2元代表制の本旨は生かされている。
議会改革は、自治基本条例を執行部が制定して以来で、会派を超えて、7~8回も議会改革の研修会を開催し、議員の意識の統一を図っている。
18年には議会基本条例を制定した北海道栗山町議会視察、また、同様19年11月に三重県伊賀市議会、昨年11月には須賀川市議会・会津若松市議会を視察する一方で、議員研修会や市民への意識調査を行い、改革の方向を見定めている。
 そして本年1月末には意見交換を元に議会で議論した内容を「中間報告」として再び出前委員会を開催し、改革内容に対する意見・提案を聞いている。

また、参考人招致による議会改革に関する意見の聴取を行い、各会派が選考した参考人を特別委員会に招き議会改革の意見をお聞きしている。

まだ進行中ながら、その内容は、議会だよりにまとめ、市民に公表している。

多摩市議会は既に昭和46年以降昭和63年までに
●一般質問の一問一答制度、質問時間の制限無し
●陳情の定例会付託
平成元年以降
●委員会への参考人招致(平成5年)
●議員定数削減30人→28人(平成7年)現在26人に。
●政治倫理条例の制定(平成8年)
●会議録検索システム導入(平成9年)
平成12年4月
●議員全員協議会の傍聴可能。傍聴資料配布(平成13年)
●常任委員会の傍聴可能、傍聴人用資料配布(平成13年)
●本会議委員会の日帰り日当の廃止(13年)
また、平成14年以降も今日までに22項目にわたる改革を行っている。

綾部市でも同様の改革が既に進めてきた内容なので22項目に関しては改めて記載しないが、その中でも、特筆すべきことは、今日まで幾度か予算案の否決や補正予算の修正可決。自治基本条例の委員会での20項目にわたる修正など、議会本来の監視機能を使って2元代表制を行使している点。

「あなたにとって市議会は必要ですか?」「あなたの求める市議会とは。そして市議会議員像とは?」の問いから始まる出前委員会のチラシ。相当インパクトのあるチラシだ。市民に対して謙虚に議会の役割や仕事についてご意見・ご批判をうかがう姿勢がうかがえる。
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とりわけ「市議会に対する市民意識調査」が素晴らしい取り組みだ。
他市議会の議会改革を鵜呑みにするのではなく、多摩市民の意識も高めている。目的意識を持っている点がすばらしい。

市民の議会活動へのニーズを真摯に聞いて、真に市民が望む議会改革を求めている。

そして、そのアンケートを集約し「こんな議会にしたい」をテーマに第1回出前委員会を昨年5月に開催。市民への報告と意見交換を行っている。
その目的は、
①二元代表制の実質化(チェック機能の有効性、政策提案機能の実質化、意思決定機能の充実)
②市民意識の反映(市民への情報公開、市民の参加)
③議会の効率化(コンパクトで質の高い議論、組織の効率化)
を上げ、手法として、
①議会だけの議論にしない。(アンケート・出前議会・参考人)
②十分な調査。(分科会)
③決定方法(全体会)としている。

議会事務局は相当忙しいと局長はお話されていた。しかし市議会改革は、地方自治の本旨でもあり、地方分権が進む今日において、住民意思が市行政にどのように反映されていくのか、早急に作り上げなければならない時代に来ている。

多摩市の研修を、会派としてもまとめて、綾部市の議会改革に臨んで行きたい。また、綾部市民が議会の役割にどのように考えているのかについても真摯に問い、綾部市の議会改革を進める必要がある。

研修を終え、午後4時京王線永山駅を出発し、午後5時秋葉原でコーヒータイム。午後6時ホテルへ帰着。2日間の移動で大分疲れた。ホテルの近くの居酒屋で夕食。午後10過ぎ就寝

3日目2月10日会派調査研究の最終日
最後まで時間を有効に使いたい。朝8時、最後の調査研究先千葉県我孫子市へ向けて出発。東京は、幾つもの路線が走っており、乗換駅を確かめるのが大変だったが、今回は、本当に助かった。江戸川区役所の職員さんがエキナビで全て調べていただいて、スムーズに移動することが出来た。心から感謝申し上げたい。

今朝は我孫子へ行くため、地下鉄で、新宿3丁目から地下鉄都営新宿線で新宿へ。JR山手線外回りに乗り換え、日暮里でJR常磐線に乗り換え、我孫子駅へ移動。午前9時30分我孫子市へ到着。
地下鉄の駅でも駅員さんが「都営新宿線の最後尾に乗られたら、JR新宿駅で乗換えに便利ですよ」日本はまだまだ親切で捨てたものではない。

我孫子駅では市役所が遠方だからと議会事務局の職員さんに出迎えていただいた。
早速2件の調査案件について説明を受ける。
①コミュニティビジネスについて
②総合型地域スポーツクラブの取り組みについて

我孫子市は人口13万人。手賀沼の湖畔に広がる東京都のベッドタウン。シニア世代も多く、その方々に第二の人生に関するアンケートを実施したところ、55パーセントの方が起業を希望していることがわかった。そこで、コミュニティビジネスで頑張ってもらうことを目的に、行政が国とタイアップして、強力にコミュニティビジネスの立ち上げを後押ししている。
コミュニティビジネスの定義は
①市民が起こす、地域課題の解決や地域のニーズに対応した物・サービスの提供
②事業により得られた利益が配分され労働の対価を得る事業であること。
となっている。平成14年度以降毎年、コミュニティビジネスのシンポジュームや相談会・フォーラムなどを開催し延べ160名の参加者に対し10名以上が起業に至っている。
業務内容は様々。IT・防災防犯工事・庭木の剪定・福祉関係・保育・介護サービス・農業などなど。行政が支援した結果、空き店舗の減少や地域全体の活性化に寄与している。

既に我孫子市では、一定の目的(コミュニティビジネスを推進するNPO法人設立)を達したとして、21年度以降、市の事業としての終了を宣言している。スクラップアンドビルド。

次に、総合型地域スポーツクラブの組織化について。綾部市でもまだまだ不十分。
スポーツを各層に広げようと取り組んではいるが、地域で自主的に様々なスポーツで健康づくりしているところが少ない。

どちらかと言うと、働き盛り・子どもはクラブチームや地域で野球やバレーボールなど単一種目をしている。お年寄りは、グランドゴルフかゲートボールと定番。それを、地域のリーダーを中心に地域住民の健康づくりのため、色々なスポーツに取り組む。

我孫子市では4箇所でクラブが出来ていた。地域のリーダーを中心に体育指導員の指導で土曜日曜日に学校施設で様々なスポーツに取り組んでいる。中にはスケッチ教室など、仲間作りが進む。参加者はほとんど50歳代以降だった。しかし、ニュースポーツの取組や体育指導員の動き・協力体制が目を引いた。

何れの事業も綾部市ではまだ取り組んでいない事業。職員の素晴らしい熱意のある説明に感心した。失敗しようが困難だろうが、一つ一つの事業に自信と誇りを持って取り組んでおられるのがよく伝わった。

午前11時50分。品川駅へUターン。午後1時。昼食を取り、品川駅構内「駅中ショッピング」を視察。駅の構内に約50店舗が開業している。お土産だけでなく書店や飲食店、雑貨店・コンビになどデパートが駅構内に建ったようなしろもの。

見学をして、午後2時47分JR新幹線のぞみで帰路についた。

この間、視察先の自治体と調整してくれた議会事務局職員さんや視察先で新設に説明してくれた職員さんに心から感謝します。必ず綾部のために活かします。

午後6時半綾部着。
「ツアーコンダクター」夕食を食べ、旅費等政務調査費の精算をして直ぐに睡魔。疲れたーZZZZ
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by ando-ayabe | 2009-02-11 23:00 | 議員政治活動 | Trackback | Comments(0)