議会改革先進自治体調査①   

2009年 01月 27日

1月27日(火)午前5時半福島県へ向けて市議会議会運営委員会委員の先進地視察へ。出張した議員は、川北淳議会運営委員長(民政会)、安藤和明副委員長(創政会)、木下芳信委員(創政会)、吉崎進委員(民政会)、堀口達也委員(共産党)、渡辺洋子委員(共産党)、白波瀬均委員(新政会)、田中正行副議長、四方事務局次長の9人。
今日から3日間。議会改革に関する調査出張。綾部市は以前から議会改革の取組みを進めているが、もっともっと改革の項目はある。特に2年前、北海道栗山町へ視察し、「議会基本条例」の制定について研修を進めてきた。そして、前半2年が済んだ段階で、①議員の複数委員会所属として予算決算常任委員会を設置②議員の政務調査費の公表③議長公債費の公開(4月以降)④議会傍聴届けの簡素化⑤議会だよりの充実
しかし、これではまだまだ市民に開かれた議会となっていない。また、政治倫理に関してもまだまだ不十分。そこで、先進的とりくみをはじめた東北地方の3市を訪問し研修をすることとなった。創政会では昨年秋に会派の研修として「会津若松市議会基本条例」について視察を計画していたが、衆議院議員選挙の関係もあり延期していた。そこで、議会改革を進める組織である「議会運営委員会」での視察を提案。実施することとなった。

初日の27日は福島県須賀川市議会を訪問。
福島空港の近くにある自治体で、人口は8万人。現在議会改革に取り組んでいる最中だった議会基本条例は内容とは異なっていたが、現在検討中の内容として
①議決事件の拡大
②記名投票の導入
③市政報告会の開催
など8項目について、改革を検討しているとのことであった。
特に参考としたい事項は
①議会において委員会の調査報告の実施と執行者側からの質問
②各常任委員会等での「課題設定」と「年間調査スケジュール」の決定・計画的委員会運営
③広報誌の発行で、議会前に発行して議会日程を丁寧に掲載し、議会傍聴を推進している点。年間400人の市民が傍聴に来るという。
大越議長さんや議会事務局の職員さんから丁寧に説明していただいた。

研修後、須賀川市役所近くにオープンしている「須賀川市芭蕉記念館」を訪問。
1689年松尾芭蕉は江戸深川から「おくの細道」の旅に出ている。白川の関を越え、陸奥の国へはいり、須賀川の俳諧の知人「等躬」を訪ね。須賀川で8日間逗留している。この須賀川の宿は商業の町古い家並みが並ぶ町だ。
心身ともに疲れて須賀川へたどり着いた芭蕉。祝い歌のような田植え歌を聴いて
「風流の 初や おくの田植えうた」と詠んだ。
また、逗留中、「可伸」と言う僧に出会い、つつましい生活ぶりと良い人柄に強く心を打たれ
「世の人の見付ぬ花や軒の栗」と、詠んでいる。

議会改革に終わりは無く、ただ後の世の人、今を生きる人々のために黙々と改革を進めるのみ。まさに「可伸」の僧のように慎みを持ちつつ改革を前へ前へと進める。
そして市民に開かれた市政市議会を目指さなくてはならない。
「世の人の 見付ぬ花や 軒の栗」

2日目の訪問市「会津若松市」へバス移動する。
会津若松市と言えば誰もが知る、戊辰戦争飯盛山の白虎隊。什の掟、藩主で、幕末の京都守護職松平容保。また、武士で茶人千利休の弟子、蒲生氏郷が会津の町をつくった人。上杉景勝の居城。野口英世出生の地、猪苗代湖、などなど素晴らしい歴史のある都市。

戊辰戦争で負けた会津藩は、塗炭の苦しみを味わいながら、明治32年市制施行をするなど重厚な市庁舎からうかがい知れる歴史を感じた。この地で、議会改革の素晴らしい取り組みの話が聞けた。(続きは明日。)途中の猪苗代湖で休憩
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by ando-ayabe | 2009-01-27 22:51 | 議員政治活動 | Trackback | Comments(0)

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